中小企業を取り巻く経営環境は、長期的な需要低迷と顧客ニーズの
多様化と短納期小ロット等により採算は悪化し生産設備や商品在庫も
過剰状態が続き、益々深刻さが増大しつつあります。

 一方、当組合は店舗集団化事業を目的に昭和52年に組合を設立し、
中小企業高度化資金の返済も終了。第一義の大目標は達成されました
が、中小企業高度化資金の償還という足かせがなくなった現在、21世
紀に向けて組合員並びに組合が如何にあるべきか対応を迫られていま
す。
 このような状況のもと、新下関卸団地協同組合は平成13年度に山口
県中小企業団体中央会より『中小企業情報創造発信強化支援事業』の
認定を受け、卸売団地の厳しい環境変化と組合員企業に経営革新が求
められている現状から、卸売団地の役割をインターネットを通じて皆
様に問いかけるものでございます。

 本事業推進にあたり、ご協力賜りました関係機関の方々に対しまし
て心より御礼申し上げます。
新下関卸団地協同組合
理事長  堀川 国彦